トレーナーの皆さま こんにちは。
けんきゅういん こいぬです。
- #ポケモン映画祭
- なぜ今ポケモン映画のレビューを?
- ①「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
- ②「キュレムVS聖剣士ケルディオ」
- ③「ボルケニオンと機巧のマギアナ」
- ④「みんなの物語」
- ⑤「ココ」
- 「ポケモンはバトルが好き!」なら?
- 「エモすぎてエモンガになった…」作品は?
- 映画の原点と言えば…
- おわりに
#ポケモン映画祭
2022年8月11日(木・祝)から「夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭」が始まりました。
本日は、私チョイスの「大人向け」のオススメポケモン映画5選のレビュー記事を書きたいと思います。
なぜ今ポケモン映画のレビューを?
最近、ポケモンの映画を全部観ました。
なぜ大人になった今になってから?と言うと、
「死ぬまでの目標のひとつ…ポケモンの映画を全部観る!」
だったのにも関わらずお恥ずかしながら家庭環境が悪く、今までの人生、仕事と勉強ばかりでした。
いつかいつかと言いながらこの歳になってしまい、このままではどんどん時が過ぎてしまう…と焦り、
「いつか」は「今年」にする!
今年の夏はポケモン祭りだ〜〜〜!!!
と覚悟を決め、視聴を始めました。ありがとう、U-NEXT。
【大人向け】ポケモンのオススメ映画5選【こいぬチョイス】
①「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
「夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭」対象作品。
期間:2022年8月11日(木・祝)~8月18日(木)
衝撃のラスト ←本当だった
水の都の背景美術が美しく、とても爽やか。
まさに夏の時期に観るのにぴったりで、観ていてとても気持ちが良いです。
再熱する前から「この映画が一番好き!」と言う声もたくさん聞いていたので
「一体何が起きるんだ…」とドキドキしていました。視聴が進むにつれ気持ちが小学生になっていき最後には…
あっ!?わーーーーー!まって!!はっ??えっ???
と叫んでしまいました。ラティアスはヒロイン。
今年の映画の配布もソフト毎で異なるのではなく「ラティアス」、
しかも「てんしのキッス」を覚えている。公式があまりにも分かりすぎている。
ただ一点、ネタバレになってしまうのですが注意事項があり…
大津波のシーンがあるため、東日本大地震で津波にトラウマがある方は、観ることをオススメしません。
↑※2行、白い文字にしています。
②「キュレムVS聖剣士ケルディオ」
一言で表すなら「困難を乗り越え成長する、少年の物語!」
コロコロコミックやジャンプを読んでいた頃のあの「アツい!」感じを思い出しました。「王道もの」感。
大人だからこそ、「このアツい感じ!懐かしいな~!」と感じるとともに、
最後にキュレムがケルディオにかける言葉の重みは、さまざまな経験を積んだ大人の方がグッとくるのではないかと思いました。
余談ですが、「ケルディオの演技すごく良いなぁ…声優さん誰だろう?」と考えていたら中川翔子さんでした。
③「ボルケニオンと機巧のマギアナ」
全作品の中で、唯一ポケモン側に感情移入して泣いた作品。
家庭環境で苦しんだりして「人間なんか信じられない」と思ったことのある方にぜひ観てほしいと感じた作品。
若干のご都合主義的な部分はあれども、個人的に、綺麗な終わり方で今後も話を展開できる要素を持っているなと感じたため(最後のあのタイミングの、サトシのラケルに言うアドバイスがあまりにも素敵)、視聴後の気持ちが良かったです。
観た後の感想は…
ボルケニオンおじちゃん(花粉症)~!(´;ω;`)
あとは…
ゴクリンの今後に思いを馳せました。
作中のゴクリンだけでスピンオフ作品一本出来そうです。
④「みんなの物語」
ウソッキー…ウソだろ…
賛否両論とウワサに聞いていたのでドキドキしながら観たところ、大人になった私が一番好きな映画でした。
ポケモン映画あるあるの「いつもの構成」ではない。
「(過去作と比較すると)ザ・サトシが主人公!」という感じではない。(←逆にこれがちょっと…という方は苦手かもしれません)
まさにタイトルの通り「みんなの物語」で、サトシもその「みんな」の一人。
トレーナーそれぞれ、「みんな」のポケモンとの関わりや心境が描かれている。
視聴後、
「ああ、ポケモンとトレーナーの数だけ出会いや物語があるんだな…」
と思い出させられる作品。
ポケモンが大好きな人
ポケモンが嫌いな人
ポケモンをお金儲けの道具としか思っていない人
ポケモンに救われた人
「みんな」、それぞれポケモンとのエピソードがあります。
視点の移り変わりや話の構成から、大人の方が理解がしやすいかな?と感じました。
とにかく泣いてしまいました。
⑤「ココ」
「家族との絆!」のようなキャッチコピーだったので、観なくても良いかな…?と最初は考えていました。(私は家庭環境が悪く、家族物に共感・感動できないため)
しかし「せっかくここまで全部観てきたのだから、観てみよう」と思い、視聴。
結果、観て良かったです。
「ポケモン映画でそんなシーン入れて大丈夫か?」なシーン・話の構成(人間の汚さ的な意味で)だったので、大人向け映画としてチョイス。
「ザ・ポケモン映画!夢と希望!」なものももちろん大好きですが、ココのような「人間の汚さ」のシーンがあっても良いのではないでしょうか?対比が生まれて、美しい部分が本当に美しく見えました。
最後の◯◯(漢字二文字)のシーンでは目からハイドロポンプです!
コロナ禍の真っただ中であまり話題にあがらなかった印象を受けますが、良い映画でした。
ココがいつかアニポケ本編に出てきて、サトシと再開したら良いなぁ…!
ここから下はタイプ別のオススメ映画です!
「ポケモンはバトルが好き!」なら?
XY &Zの映画一択
ポケモンに再熱する前から
「XYアニポケは作画が神」「XYはとにかく作画が良い」と聞いていましたが、観て納得。バトルシーンがとにかくかっこいい。フレーム数が他のものより多い気がします。
「XY&Z」の曲もかっこいい。かっこいいしか言葉が出てきません。
今見返したら、ディアンシーが作れた宝石作ろうとした宝石に
ポケモンSVのテラスタルと関係性があるのではないかと考えてしまいました。
「光輪の超魔人フーパ」
フーパ(ときはなたれしフーパ)の声優さんが山寺宏一さんだったので
「ランプの魔人で声優が山寺宏一さん……
悪堕ちジー〇ー!?」
と初手から笑ってしまいました。
レビューは上記の通りです。
「エモすぎてエモンガになった…」作品は?
視聴後に思わず
「エ~~~モ~~~!!!(CVかないみかさん)」
と声を上げてしまう作品。
「ミュウと波動の勇者ルカリオ」
ルカリオが人気になったきっかけの作品と聞いていたのですが、視聴後、納得しました。「これは人気になるなという方が無理」。
「七夜の願い星ジラーチ」
「夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭」対象作品。
期間:2022年8月19日(金)~8月25日(木)
「マサトはこの7日間をきっと一生の思い出として覚えているんだろうな…」と心が温かくなりました。
あの子守唄をまた映画館で聴ける時が来るなんて!
映画の原点と言えば…
「ミュウツーの逆襲」
ポケモン映画の原点と言えばこの作品。
「コピーポケモン」、ようは「クローン」のポケモンが出てくるのですが、
世界の今後の社会問題として出てくるであろう「クローン」をこの時代にテーマにしていたことは、今考えれば驚きです。
子ども向け映画タイトルに「逆襲」という言葉が入るのも、当時10歳だった私は色々考えさせられました。(この映画がきっかけで「逆襲」を国語辞典で調べました。)
「自分のクローンがいたら?」
「思った通りに生き物を作れたら?」
粗雑に扱っても良い?いいえ、そんなことはだめだ。
「ポケモン映画、まずどれを観たらいい?」と聞かれたら
まずは「ミュウツーの逆襲」を薦めます。
おわりに
「アニメを追ってなくても大丈夫?」
「本編(ゲーム)未プレイだけど平気かな?」
そう思っている大人でも、ポケモンが好きな気持ちがあるなら大丈夫!ぜひ映画を観てみてほしいです。
事実私は、アニポケは子どもの頃に無印の途中までくらいしか追えていませんし、ゲームは未プレイのものもありましたが、映画を満喫できました。
もちろん、
アニポケ履修済>ゲームプレイ済>無知
なのは間違いありませんが、そこまで気負わなくても大丈夫でした。
実際、ゲーム未プレイでアニポケも観ていない
ルビー/サファイア/エメラルド時代の「水の都の護神ラティアスとラティオス」がオススメ映画5選にランクイン。
ただ、ゲームプレイ済のシリーズはポケモンやアイテムが分かるのでより楽しめたのも事実なので、
映画視聴後は「アニポケも追ったらもっと楽しめるのかな!?」と、アニポケも履修したくなりました。25年分あるので少々大変そうですが…(笑)
この記事が
「子どもの頃はポケモン好きだったけど、今観ても楽しめるかな?」と思ってる大人のひとおしになれたら嬉しいです。
繰り返しますが、
「ポケモンが好きな気持ちがあれば大丈夫!」です。
2022年8月13日(土) こいぬ